小松楼まちづくり交流館
11月2日土曜日。先日、パンクで途中断念した浜名湖一周に再びチャレンジ
なかなか本題に入れませんが、今回も寄り道の記事です
某豪邸の前には「小松楼まちづくり交流館」なるものがあり、入館無料ということでちょっと見学
新居の芸者街と小松楼
関所が廃止された後、大正から昭和の戦後少し後まで、関所のあった旧東海道の一本南側の通りは歓楽街
として栄えました。
多い時には50人から80の芸者が居たと言われ、舞阪・雄踏・鷲津など周辺地域からも人が遊びに来ていま
した。
小松楼は当時新聞屋を営んでいた松井米吉が開業し、多い時には芸者を12~3人抱える大きな置き屋で、
2階が座敷となっており、小料理屋も兼ねてお客を迎えていました。
現在は新居に芸者は居りません。昔の芸者文化を偲べるのは小松楼の建物のみとなってしまいました。
小松楼の保存活動から有形文化財へ
しばらく空き家になっていた小松楼をまちづくりの会の有志が保存に向けて掃除を始めたのは平成18年4月
からです。毎週日曜日に集まり、障子はやぶけ、畳は抜けて、電気も通っていない建物を、掃除・修繕する
ところから始めました。
その後一般公開をするようになり、大勢の観光客を受け入れ、町の人たちと様々な催しを行いながら、何とか
小松楼が壊されずに残るよう町へ働きかけてきました。
これらの活動が実り、小松楼は平成19年に国の登録有形文化財に指定され、その年の予算で旧新居町へ
建物が譲渡されることに決まりました。
その後、湖西市との合併に伴い、現在は湖西市所有の建物となり内外の皆さんとの交流の場になっています。
(新居まちネットより)
古きよき時代を偲ばせる風情あるところでした
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